早期に守るべき重要ポイント
- 260週の起算と停止日を独立検証し、通知理由を分解する。
- 医療証拠は診断・機能制限・予後を具体化し、insurer の前提に直接回答する。
- PIAWEと未払差額(arrears)を同時監査し、誤った基礎額のまま260週に入らない。
- 停止前に争点ルート(work capacity / PIC)を確定し、後追い対応を避ける。
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section 39通知は週数だけの問題に見えて、実際は就労能力、WPIしきい値、治療記録、PIAWE過少算定が同時に絡みます。停止前に統合対応することが重要です。
insurer から260週計算表・停止根拠・capacity前提を全文で取得し、要約だけで判断しない。
主治医/専門医へ定向質問を一括送付(可能業務、持続時間、復職失敗理由、治療必要性)。
賃金資料(残業・手当・複数就労)を同時回収し、PIAWE過少算定を48時間で一次監査する。
2日目までに主ルート(work capacity/PIC)と提出順を確定し、停止後の後追いを避ける。
insurer がどの期間を260週に算入したか、停止日の根拠は何か、就労能力判断を混在させていないかを確認します。拒否・減額通知が絡む場合は section 78 枠組みで争点を切り分けます。
週数だけでなく、能力・賃金・治療の前提を分解すると、反論可能な誤りが見つかりやすくなります。
一般的な証明書では不十分です。主治医/専門医に、可能業務・不可業務、持続可能時間、症状変動、復職失敗理由を明記してもらいます。
IMEやリハ記録で制限を弱められている場合は、事実誤認・評価の飛躍を個別に反証します。
section 39前にPIAWEが長期過少算定されているケースは多く、停止問題に隠れて未払回収機会を失いがちです。
算定期間、残業・手当・複数雇用の扱い、各期間の支給率を確認し、実支給との差額表を作成します。
停止後は資金圧迫で交渉・証拠収集が不利になります。停止前に、どのレビューを先行し、いつPICへ上げるか、担当と提出順を決めておきます。
section 32A/WPIが絡む場合は、しきい値証拠とsection 39タイムラインを一体で設計します。
シナリオ1(32A/WPIしきい値で後手):保険会社が先に「重度該当なし」の土俵を作り、こちらが週数だけを争う。修復:section 32A/20%WPI の立証を即時並行化し、impairment 証拠の提出時期を section 39 の停止日程に連結する。
シナリオ2(能力評価を単発資料に握られる):IMEやリハ記録で就労可能とされる一方、提出資料が一般的な診断書のみ。修復:主治医・専門医に insurer 前提への逐条回答(可能/不可業務、持続時間、症状変動、復職失敗機序)を書面化してもらい、対照証拠を作る。
シナリオ3(停止対応に追われ差額回収を失う):260週目前で停止回避だけに集中し、PIAWE過少算定を放置。修復:停止争点とPIAWE再計算を同時進行し、残業・手当・副業収入を含む週次差額表で arrears 回収ラインを固定する。
シナリオ4(治療証拠の空白が生じる):治療遅延・拒否の後に記録が途切れ、「継続 incapacity の客観根拠なし」と主張される。修復:治療必要性、紹介経路、機能制限の時系列を再構築し、section 39 争点と一体で提出する。
D1-D2:260週カウントと通知理由を検証。D2-D4:主治医・専門医へ定向質問を出し補充意見を取得。
D3-D5:PIAWEと支給履歴を照合し差額表作成。D5-D7:work capacity/PICルートを確定し初動資料を提出。
Section 39の争いは、停止後に入ると費用・心理負担が増えます。通知や停止日が出ているなら、今週中にファイル全体を再点検してください。
260週計算表、停止通知、直近医療資料、賃金資料をまとめると、実行可能なルートを早く確定できます。
NSW労災補償の総合ガイド は、週次給付・治療承認・紛争エスカレーションの基本導線です。この土台を押さえた上で、本ページの診断別戦略を進めてください。
必ずではありません。法的しきい値と証拠の準備状況で結果が変わります。
週数計算と通知根拠の検証を最優先にし、同時に医療補強と争点ルートを開始します。
最低でも insurer の260週カウント表と停止理由、現在・過去の医療/就労能力資料、賃金資料(残業・手当・副業収入を含む)を先に確保してください。この3群が、停止争点とPIAWE差額を同時に動かす土台になります。
停止前に過少算定が隠れていることが多く、同時監査しないと回収機会を失うためです。