早期に守るべき重要ポイント
- 診断記録はCRPS所見と経過を具体的に示す。
- Capacity証明の表現ゆれを防ぎ、減額根拠を与えない。
- 治療否認はSection 78の文書対応を先行して行う。
- 長期化が見える時点でSection 66/WPIを前倒し設計する。
ja
CRPS案件が崩れる理由は、重症度そのものより「記録の作り方」にあります。痛みの記述だけで、客観所見・機能低下・時系列が結び付いていないと、保険会社は単発IMEを根拠に“非特異的慢性痛”へ再分類しがちです。このページでは、NSW実務で必要な優先順を示します。
CRPSは、治療必要性、就労能力、長期障害閾値の3ラインが同時進行しやすい案件です。1ラインのみ対応すると残りが悪化要因になります。
実務上の失点は記録の断片化です。診療録・能力証明・リハ資料が噛み合わないと、「整合性欠如」を主張されやすくなります。
1) 診断言語が曖昧、2) Capacity証明の一貫性不足、3) 治療否認への対応遅延、4) WPI/section 66設計の後手。
この4点は単独ではなく連鎖します。初期に分解して止めることが重要です。
最低限、主治医・専門医の診断根拠報告、連続した能力証明、治療提案と否認通知(Section 78含む)、IMEと項目別反論、日常機能制限資料を揃えます。
提出は「受傷前→受傷後変化→現制限→治療反応」の単一タイムラインで統一すると、審査段階ごとの再利用性が上がります。
不利資料(減額通知、治療否認、IME、職業評価)を集約し、各文書を「結論・根拠・欠落点」で分解します。
同時に主治医へ否認理由への直接回答を依頼し、給付や治療が止まっている場合は内部再検討とPIC準備を並行化します。
CRPSは短期給付問題に閉じません。制限が続く場合、週次給付・復職・一時金が連動します。
14日単位のローリング計画で、医療証拠・機能推移・手続期限を同時更新する運用が有効です。
NSW労災補償の総合ガイド は、週次給付・治療承認・紛争エスカレーションの基本導線です。この土台を押さえた上で、本ページの診断別戦略を進めてください。
なり得ます。診断根拠と機能影響を時系列で立証できるかが鍵です。
争えます。主治医・専門医記録を基に、相手報告の所見欠落と推論飛躍を具体的に示してください。
はい。就労能力争点とWPI/section 66は実務上ほぼ連動します。